再生可能エネルギーを動力とした無人水上船(USV) 2014年5月27日、福岡 - エコマリンパワー社は本日、Aquarius 無人水上船(USV)の詳細を公開し、プロトタイプ作製に関する作業を開始する事を発表しました。Aquarius USV は費用対効果の高い無人水上船(USV)として開発中で、EMP社と戦略的パートナーの様々なテクノロジーを組み込むことになります。これらのテクノロジーは、船舶用コンピューターシステムや軽量のフレキシブル・ソーラーパネルなどです。 この船舶のコンピューターシステムは、KEI3240 のプラットフォーム(タグボートから海洋航行の鉱石運搬ばら積み船やタンカーなど多種多様の船舶に使用されており、その信頼性は検証されている)を元に改良したシステムです。 Aquarius USV は、EMP社が開発したいくつかの独特なセンサーを含むセンサーパックが搭載されています。これらのセンサーは、海上と水中のデータを収集することができます。収集したデータは、USV上に保存したり、他の船や沿岸の事務所へ送信したりすることも可能です。データの送信は、Wi-Fi や携帯電話、衛星通信を通じて行う事ができます。 Aquarius USV が浅喫水で船体が低いことから、沿岸や海での任務に適している事に加え、都市水路や川、湖での運航が可能になります。必要であれば、オプションとしてマストを下げる事でステルス性を持たせることも可能です。 Aquarius USV の典型的な任務としては、港湾の汚染監視や海洋地理の観測、海上公園の監視、沿岸の国境警備、海洋データの収集などです。 Aquarius USV のバリエーションには、USVの範囲を広げ、センサーを増やすために、EMP社独自の EnergySail テクノロジーのスタンドアロン版もあります。 Aquarius USVに使用するテクノロジーのラボテストは既に行われており、プロトタイプの運転試験を2015年に予定しています。 より詳しい情報は:www.ecomarinepower.com/aquarius-usv エコマリンパワー社について エコマリンパワー株式会社は、国際的に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、石油タンカー、貨物船などの船舶用に、燃料節約や排出ガス低減ソリューションを開発しています。これらのソリューションは、EnergySail や Aquarius 管理&自動化システム(MAS)などの、様々な再生可能エネルギーに焦点をあてたテクノロジーを利用しています。 また、EMP社は、フレキシブル・マリングレード・ソーラーパネルなどの最新の再生可能エネルギーを取り込んだ持続可能船舶コンセプトを開発しており、「Aquarius エコシップ」や「めだかエコ通勤フェリー」など、多数のデザインプロジェクトに取り組んでいます。福岡を拠点としています。 エコマリンパワー社に関しての詳しい情報はホームページをご覧ください:www.ecomarinepower.com メディアお問合せ 尾島 美紀 ※ Aquarius USV、Aquarius MAS、EnergySail はエコマリンパワー株式会社の商標です。Aquarius USV は、太陽電気ハイブリッド・マリンパワー・ソリューションが動力となっており、EMP社がデザインしたソーラーパネル配列も特徴となります。搭載されたバッテリーは、ソーラーパネル配列経由や船経由、停留時には高速充電技術によって充電されます。
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