2023年2月14日、福岡 ― アラブ首長国連邦(UAE)の大手船社とエコマリンパワー株式会社(EMP)は、「Aquarius マリンソーラーパワー」、「EnergySail®」、「Aquarius MRE®」などの船舶用再生可能エネルギーソリューションに関連するエコシップ技術調査を共同で実施することに合意しました。この調査では、プロペラの改造や、よりエネルギー効率の高い電気機器の使用などの省エネ機器を使用して、船上のエネルギー効率を向上させる革新的な方法の調査も行います。
また、現在、大手船社の船に設置しているEMP社提供のAquarius マリンソーラーパワーシステムの性能について両社共同で評価を行います。古河電池やケーイーアイシステムなど複数の海事技術の提供者がこの研究をサポートします。
Aquarius Eco Handymax のイメージ(著作権:エコマリンパワー)
当初は、ギア付きHandymax船に焦点を当てて調査を行いますが、船のエネルギー効率の向上、運航コストの削減、安全性の向上につながる可能性のある分野については、その他の船種のソリューションについても調査を行います。
エコシップの調査について、エコマリンパワーの社長 グレッグ・アトキンソンは、「今回の調査プロジェクトと機器の設置は、EMPと当社のパートナー企業にとって、2021年に日本海事協会の基本承認を得た「Aquarius 船舶用再生可能エネルギー」など、当社が長年開発してきた技術やソリューションを示す素晴らしい機会となります」とコメントしています。
エコマリンパワー株式会社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許取得済)や Aquarius MAS、Aquarius MRE®(特許取得済)があります。エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.com をご覧ください。
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尾島 美紀
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