船舶用太陽光発電システムとバックアップ用に日本海事協会認定の船舶用バッテリーを採用
2022年5月30日、福岡 – エコマリンパワー株式会社(以下、エコマリンパワー)と技術パートナーである古河電池株式会社(以下、古河電池)は、船舶用として初めて、ハンディマックス・バルカーに太陽光発電システムとバックアップ用の船舶向けFCRシリーズ・バッテリーを供給することになりました。船上でFCRバッテリーがデュアルアプリケーションに使用されるのは初めて。1セットが再生可能エネルギーソリューションに組み込まれ、他の2セットが緊急時のバックアップ用として使用されます。また、日本国内の企業数社と船主とで進めているEco Handymaxプロジェクトの一環として、他の機器も搭載する予定です。
FCR-50-12バッテリーを船舶に搭載するプロジェクトの一部として、既存のバッテリー室のレイアウトを変更し、寺本鉄工所製の新しいバッテリーフレームを供給します。これにより、バッテリーを水平に設置することができ、Aquarius船舶用ソーラーパワーソリューションに必要なユニットとバックアップ用のユニットを船内の同じスペースに設置することができます。
リサイクル可能なFCRシリーズ・バッテリーの大きな利点は、その堅牢な設計と実績ある安全性により、複雑な保護システムや冷却システムを必要とせずに設置することができることです。もともとデュエルユース用に開発されたFCRシリーズのバッテリーの堅牢性により、海洋環境での使用にも最適であり、2019年にはFCR-50-12 と FCR-100-6バッテリーが日本海事協会の認証を取得しています。
古河電池の新規市場拡販営業部長、小高康弘氏は「デュアルアプリケーション用にFCRシリーズを船舶に搭載することは、このバッテリー技術が海上および陸上、両方のプロジェクトにおいていかに幅広く使用できるかを示すものです」と述べています。
エコマリンパワー株式会社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許取得済)や Aquarius MAS、Aquarius MRE®(特許取得済)があります。エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。
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