フレキシブルで耐久性のあるユニークな太陽光発電パネル技術の使用により、船舶や海上用途の革新的な太陽光発電ソリューションの開発が可能に。
2021年5月17日、福岡 – エコマリンパワー社(EMP)は、現在進行中の船舶用ゼロエミッション電力および推進力ソリューションの進展の一部として、F-WAVE 株式会社 (F-WAVE)と、革新的な船舶用統合型太陽光発電(SIPV)ソリューションの共同開発を始めたことを発表しました。これらの太陽光発電ソリューションは、F-WAVE社の飛散防止でフレキシブルな太陽光発電技術とEMP社の船舶用太陽光発電システムの開発における豊富な経験が活用されています。
F-WAVE社のフレキシブルな太陽電池セルは、独自のSCAF(Series-Connection through Apertures formed on Film)構造を採用し、自由度の高い設可能にしています。また、タンデム(2層)が、広い波長領域の太陽光をフレキシブルな太陽電池セルに吸収することを可能にします。さらに、高温時には結晶系太陽電池では基本的に発電効率が単調に低下するのに比べ、F-WAVE社の太陽電池セルはアニール効果などにより、良好な性能を発揮します。
EMP社のAquariusマリンソーラーパワー・ソリューションは、F-WAVE社のフレキシブルな太陽光発電パネル技術を組み込むのに最適なソリューションです。EMP社が特許を持つEnergySailにカスタマイズしたパネルを取り付け、広島県の尾道MTTCにおいて評価します。
エコマリンパワー社の最高技術責任者(CTO)であるアトキンソン・グレッグ氏は、F-WAVE社との協力関係について、「F-WAVE社の特許取得済み太陽電池技術を、当社が開発した船舶および海洋用途のソリューションに組み込むことを楽しみにしており、太陽光発電を船舶の設計や構造に組み込む新しい方法を模索しています」と述べています。
EMP社は、船舶用の統合的な太陽光発電ソリューションを開発するのみならず、F-WAVE社の製品が新しい造船プロジェクトに組み込まれるよう世界的にプロモーションを行います。
エコマリンパワー株式会社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許取得済)や Aquarius MAS、Aquarius MRE®(特許取得済)があります。エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。
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