船舶用のゼロ・エミッション動力&推進システムの設置準備進行中
2020年4月30日、福岡-エコマリンパワー社(EMP)は本日、Aquarius船舶用再生可能エネルギー(Aquarius MRE®)ソリューションの商業化に向けたもう一つの大きな一歩として、LR2タンカーへの導入に関するフィージビリティ・スタディを開始したと発表しました。このフィージビリティ・スタディは船主と協力して行われ、様々な技術が船上での燃料消費量と排出量をどのように削減できるかを調査します。
フィージビリティ・スタディには、マリングレードのソーラーパネルおよびフレーム、蓄電システム、自動警報・監視システム、EnergySailの設置場所の検討を含みます。現段階では、株式会社寺本鉄工所、古河電池株式会社、ケーイーアイシステム株式会社、富士貿易株式会社の4社が参画しています。
今回のフィージビリティ・スタディに選ばれたLR2タンカーは全長約240メートルで、EMP社がAquarius MRE完全ソリューションの詳細な導入を検討したタイプの船としては最大のものです。Aquarius MREは、自動化された硬帆アレイ、マリングレードのソーラーパネル、蓄電モジュール、充電機器、コンピューターなどが組み込まれたゼロ・エミッション動力&推進システムです。Aquarius MREは、風と太陽の力を利用して再生可能エネルギーを使うことを可能にします。硬帆アレイは、コンピュータシステムにより、その時の気象条件に合わせて自動的に配置され、使用しない時や悪天候時には下げて収納することができます。
今回のフィージビリティ・スタディに選ばれたLR2タンカーは全長約240メートルで、EMP社がAquarius MRE完全ソリューションの詳細な導入を検討したタイプの船としては最大のものです。Aquarius MREは、自動化された硬帆アレイ、マリングレードのソーラーパネル、蓄電モジュール、充電機器、コンピューターなどが組み込まれたゼロ・エミッション動力&推進システムです。Aquarius MREは、風と太陽の力を利用して再生可能エネルギーを使うことを可能にします。硬帆アレイは、コンピュータシステムにより、その時の気象条件に合わせて自動的に配置され、使用しない時や悪天候時には下げて収納することができます。
硬帆は、EMP社の特許取得済EnergySail®技術を元にしたもので、これら再生可能エネルギー装置は、停泊中や港内でも使用することができます。各EnergySailには、センサー、ソーラーパネル、その他の発電装置を組み合わせることができます。
また、フィージビリティ・スタディには、Aquarius MREを使用して達成できると予想される燃料消費量と排出量の削減のモデリングに加え、船周辺の気流の計算流体力学(CFD)モデリングも含まれています。さらに、どのマリングレードのソーラーパネルがプロジェクトに最も適しているか、また、低消費電力のLED照明やその他の省電力装置を含む追加の機器の実現可能性についても調査しています。
フィージビリティ・スタディの準備は2019年に船舶調査をした際に実施され、フィージビリティ・スタディのフェーズは2021年初頭に完了する予定です。2020年内には初期システム試験用の機器が船に設置される可能性があります。
EMP社の革新的な船舶用ゼロ・エミッションのソリューションの詳細については、www.ecomarinepower.com/technologies をご覧ください。
エコマリンパワー社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーやソリューションには、AquariusマリンソーラーパワーやEnergySail®や Aquarius MASTM、Aquarius MRE®があります。
エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。
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尾島 美紀
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