待機用および非常用電源などの様々な用途に使用できる新しいバッテリーシリーズ
2019年(令和元年)7月9日、 福岡 – エコマリンパワー株式会社(EMP社)は古河電池株式会社の協力のもと、高性能でリサイクル可能な FCRシリーズのバッテリーが、日本海事協会(ClassNK)の等級船や今後等級船となる船で使用する承認を得たことを発表しました。FCRシリーズのバッテリーは、EMP社のプロジェクト用に使用され、必要に応じて交換用バッテリーとして供給されます。
古河電池社製 FCRシリーズは、再生可能エネルギーシステムでの使用から非常時の電源供給用バックアップエネルギー貯蔵まで、幅広い用途に適しています。もともとは、日本の鉄道システムの厳しい要件を満たすために開発されましたが、そのデザインの頑健性と長いサイクル寿命により、他の用途にも使われるようになりました。
FCRシリーズは安全で信頼性が高く、設置が容易なエネルギー貯蔵オプションであり、他の同様のバッテリー技術と比較して、優れた性能特性を備えています。 また、リチウムイオン電池に代わる、それほど複雑ではない選択肢となります。
当初は船舶用や洋上用として FCR-50-12 と FCR-100-6 が推奨されますが、シリーズの他のバッテリーも要望に応じて利用可能になります。
古河電池社と EMP社が共同で行った研究プロジェクトでは、船上での FCRシリーズバッテリーの使用により、バッテリー交換コストを50%以上削減できることが示されました。これは、現在船舶で使用されている多くの種類のバッテリーと比較して、FCRシリーズの方が高品質で寿命が長いためです。
日本海事協会(ClassNK)から承認証を受領したことについて、古河電池社の海外戦略本部 海外営業部部長、小高康弘氏は、「日本海事協会の FCRバッテリーの承認は、古河電池社の先進的なバッテリー技術が、鉄道や陸上のエネルギー貯蔵システム、船舶や洋上プラットフォーム用の予備バッテリーなど、幅広い用途にどのように適用できるかという、もう1つの例となります」とコメントし、加えて、「エコマリンパワー社と共同でFCRシリーズを船舶に導入することを楽しみにしており、この高品質で長寿命のバッテリー技術の他の用途も探求していきます」と述べています。
EMP社製品についての更なる情報は、ホームページの製品サイトをご覧ください。www.ecomarinepower.com/products
エコマリンパワー社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーやソリューションには、Aquariusマリンソーラーパワーや EnergySail®や Aquarius MASTM、Aquarius MRE® があります。
エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。
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尾島 美紀
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