実証済みハイブリッド技術を搭載したUB-50-12バッテリーパック、船舶およびオフショアプラットフォーム用に完成
2018年6月29日、福岡 - エコマリンパワー社(EMP)は、戦略的パートナーである古河電池(株)と(株)寺本鉄工所の協力を得て、船舶やオフショアおよび陸上の再生可能エネルギープロジェクト用に、UB-50-12 ハイブリッドバッテリーパックの販売を開始したと、本日発表しました。この安全で信頼性のあるリサイクル可能なバッテリーパックは、2.4kWh と 3.6kWh の二つ構成で提供されます。小規模の設置から大規模なエネルギー貯蔵プロジェクトに必要なエネルギー貯蔵量を提供するために、複数のバッテリーパックを同時に取り付けることができます。
バッテリーパックには、古河電池社が提供するUltraBattery®(UB)技術と、寺本鉄工所とエコマリンパワー社が共同開発するバッテリーラックシステムが組み込まれています。このバッテリーラックシステムは、スケーラブルで、EMP社の再生可能エネルギープロジェクトの経験に基づいた設計により簡単に組み立てることができます。各バッテリーパックには、UB-50-12 バッテリーと内部ケーブル、フレームキットが含まれています。
UB-50-12制御弁式鉛(VRLA)バッテリーは、スマートグリッド、風力発電、太陽光発電の用途に理想的なソリューションです。さらに、非常に信頼性があり、メンテナンスはほとんど必要なく、リサイクル可能です。UBシリーズのバッテリーは日本海事協会(ClassNK)承認済みで、EMP社の認定を受けています。
UB-50-12 ハイブリッドバッテリーパックの販売開始にあたり、古河電池社の海外戦略本部 海外営業部部長、小高康弘氏は「当社のUltraBattery技術は、再生可能エネルギー用途に最適であり、エコマリンパワー社と共に、再生可能エネルギーの船舶への利用を促進することを楽しみにしています」とコメントしています。
寺本鉄工所の寺本社長は、「古河電池社とエコマリンパワー社と協力して、この新製品を市場にもたらし、高品質のマリングレード鉄鋼製品の生産能力を再び実証できることを嬉しく思います」と述べています。
UB-50-12 バッテリーパックは、EMP社の Aquarius マリンソーラーパワーの標準的なエネルギー貯蔵ソリューションになり、また、スタンドアロン構成としても提供されます。
より詳しい情報は 船舶用エネルギー貯蔵とマリンバッテリー をご覧ください。
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エコマリンパワー株式会社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許取得済)や Aquarius MAS、Aquarius MRE®(特許取得済)があります。
EMP社は、最新の再生可能エネルギー技術を組み入れた持続可能シップコンセプトを開発し、Aquarius エコシップや Aquarius 無人水上船(USV)などのデザインプロジェクトにも取り組んでいます。拠点は福岡。
エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。