Aquarius MREに関する技術を既存船と新造船に導入する可能性に焦点をあてた共同研究
2018年3月21日、福岡 – エコマリンパワー(EMP)社は、再生可能エネルギーソリューションを船舶に引き続き注力する一環として、EMP社の技術を、既存および新造のバルク貨物船に使用する可能性に焦点をあてた共同研究プロジェクトの基本合意書(MOU)を、Star Bulk SA(Star Bulk)社と締結したことを発表しました。
Star Bulk社とEMP社 MOU署名(アテネ)Star Bulk社とEMP社の共同研究では、既存船や新造船にソーラーパネルやバッテリー、その他各種機器を設置する方法についての技術的な案件を扱う予定です。また、選択したルートや特定の船種に応じた再生可能エネルギーによる電力量の見積もりも行います。燃料消費量(FOC)と排出ガス削減量も計算し、貨物取扱いなどの安全性や船舶運行に関連する問題についても考慮します。
株式会社寺本鉄工所と古河電池株式会社も、カスタマイズされたバッテリーラックと自己完結型の船舶用バッテリーハウジングモジュールの両方を使用する船舶に、バッテリーを取り付けるための最良の選択肢などの案件を解決するために、特定の段階でプロジェクトに関与する予定です。
自己完結型の船舶用バッテリーハウジングモジュールは、古河電池のUltraBattery®を含むさまざまなバッテリー技術に適しています。この革新的なハイブリッドバッテリー技術は、ClassNK(日本海事協会)によって船舶での使用が認可されており、陸海両方の再生可能エネルギーのアプリケーションとして理想的なものです。
Star Bulk社とEMP社の共同研究は2年間にわたって実施される予定です。
エコマリンパワー株式会社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許取得済)や Aquarius MAS、Aquarius MRE®(特許取得済)があります。
EMP社は、最新の再生可能エネルギー技術を組み入れた持続可能シップコンセプトを開発し、Aquarius エコシップや Aquarius 無人水上船(USV)などのデザインプロジェクトにも取り組んでいます。拠点は福岡。
エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.com をご覧ください。
Star Bulk社について
Star Bulk社は、グローバルな船会社で、非液体物バルク分野において世界中に海上輸送ソリューションを提供しています。Star Bulk社の船舶は、鉄鉱石、石炭、穀物のメジャーバルク、ボーキサイト、肥料、鉄鋼製品のマイナーバルクを輸送しています。Star Bulk社は2006年12月3日にマーシャル諸島に設立し、ギリシャのアテネに拠点を置いています。Nasdaq Global Select市場において、「SBLK」の銘柄で普通株の取り引きが行われています。
Star Bulk社は、完全納入ベースで、52,055 dwt から 209,537 dwtの運搬容量があるニューカッスルマックス船、ケープサイズ船、ポストパナマックス船、カムサマックス船、パナマックス船、ウルトラマックス船およびスーパーマックス船からなる合計74隻の艦隊を有しています。
メディアお問合せ
<エコマリンパワー社>
尾島 美紀
Phone: +81 92 287 9677
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<Star Bulk社>
副社長 兼 技術部長
Zenon Kleopas
Phone: +30-210 6178400
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または
技術課長
George Mantalos
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