マリンソーラーパワー、バッテリー、取付けフレーム、コンピューターシステムをジャッキアップリグやオフショア・プラットフォーム向けにカスタマイズ
福岡 – 2017年4月26日 – 海洋業界に再生可能エネルギーソリューションをもたらす戦略の一部として、エコマリンパワー(EMP)社は戦略的パートナーと共に、オフショア風力プラットフォーム、石油リグ、ジャッキアップシステムなどのオフショア業界向けの製品とソリューションを提供することになりました。これらの製品およびソリューションには、マリンソーラーパワー、バッテリー、統合監視システム、エンジニアリングおよび設計サービスが組み込まれています。
海上使用に承認されたバッテリーは古河電池(株)の協力により、当初は古河サイクルパワー(FCP)シリーズ古河電池社製 UB-50-12 (Ultra Battery) とUltraBattery(UB)シリーズが供給されます。このバッテリシリーズはいずれもVRLA(制御弁式鉛)技術に基づいており、信頼性、安全性、費用効率が高く、90%以上がリサイクル可能です。尾道MTTC(Marine Tech Test Center)でのマリンソーラーパワー・デモンストレーションシステム用には、UB-50-12バッテリーが採用されました。
尾道MTTCのジャッキアップシステム TM-600 オフショアソリューションについては、ソーラーパネルとバッテリー用のマリングレードのフレームおよびエンジニアリング設計の支援を(株)寺本鉄工所が提供。これらの製品は、オフショア風力プラットフォームに適したオフショアジャッキアップリグシステムであるTM-600ジャッキアップシステムと組み合わせることもできます。TM-600で使用されている油圧シリンダーの持ち上げ能力は600トンで、4シリンダーシステムの総持ち上げ能力は2400トンとなります。
また、EMP社はAquarius マリンソーラーパワーのパッケージを、造船所、オフショア・プラットフォーム運営業者、リグオーナーなどのオフショア業界で運営する企業に向けて販売促進する予定です。 このパッケージには、(株)ケーイーアイシステムの協力によって提供するAquarius管理&自動化システムや低消費電力LED照明も含まれます。
EMP社、(株)寺本鉄工所、古河電池(株)、(株)ケーイーアイシステムは、2017年5月11日、12日、IMPAシンガポールにおいて、拡張した製品とソリューションを発表します。
EMP社の製品およびソリューションの詳細については下記サイトをご覧ください。https://www.ecomarinepower.com/products
エコマリンパワー社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用 に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許取得済)やAquarius MAS、Aquarius MRE®(特許取得済)があります。
EMP社は、最新の再生可能エネルギー技術を組み入れた持続可能シップコンセプトを開発し、AquariusエコシップやAquarius無人水上船(USV)などのデザインプロジェクトにも取り組んでいます。拠点は福岡。
エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。
Twitter: @EcoMarinePower
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※ Eco Marine Power(ロゴ含む), EnergySail および Aquarius MRE はエコマリンパワー株式会社の登録商標です。