2016年7月4日福岡 - エコマリンパワー株式会社は、海上輸送に再生可能エネルギーを取り組むもう一つの主要なステップとして、同社の船舶用風力併用ソーラーパワーシステムに関連する技術「Aquarius MRE®」が、米国の特許を取得したことを発表しました。この結果を受けて、EMP社は米国における共同開発プロジェクトの機会を調査するつもりで、いくつかのオプションを検討しています。 Aquarius MRE®に使用される硬帆は、EMP 社の EnergySail® 技術(特許出願中)を基にしています。これら再生可能エネルギー装置は、停泊中や寄港中でも使用することができます。各 EnergySail は、センサーやソーラーパネル、その他の電力装置の組み合わせで構成されています。 船が停泊中や寄港中は、船舶での使用許可を得たバッテリーが代替の電源を供給し、それによって、補助電源機に使われる燃料を節約することができます。状況によっては、寄港中に排出ガスゼロでの操縦が可能となります。このことは、港湾局が厳しい排ガス管理規定を施行するため、ますます重要な性能になって来ます。 Aquarius MRE®のサブシステムは、現在、エーゲ海で運航中のブルースターデロス船上で評価中で、広島県尾道で試験中です。 この革新的システムのより詳しい情報は Aquarius MRE システム をご覧ください。 エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業です。旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用 に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許出願中)や Aquarius MASTM、特許取得済みの Aquarius MRE システム®があります。 EMP社は、最新の再生可能エネルギー技術を組み入れた持続可能シップコンセプトを開発し、Aquarius エコシップやAquarius 無人水上船(USV)などのデザインプロジェクトにも取り組んでいます。拠点は福岡。 エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.com をご覧ください。 尾島 美紀 ※エコマリンパワー®、EnergySail®、Aquarius MRE® はエコマリンパワー株式会社の登録商標です。米国における共同開発プロジェクトを検討
Aquarius エコシップEMP 社の Aquarius MRE® に関する技術は、クルーズ船やRo-Ro 船、大型フェリー、自動車運搬船などの既存デザインの船舶や、Aquarius エコシップなどの未来デザインコンセプト船に組み込むことができます。Aquarius MRE® 技術は、無人水上船(USV)や海軍船、沿岸警備船、オフショア再生可能エネルギープロジェクトなどのアプリケーションにも適しています。Aquarius MRE®は、風と太陽から得られるパワーを利用し、船に再生可能エネルギーを利用できる、硬帆とマリングレードソーラーパネル、エネルギー貯蔵モジュール、船舶用コンピューターの先進的統合システムです。コンピューターシステムにより、その時の天候条件にとって最適な位置に自動的に硬帆アレイが配置され、また、帆を使用しない時や悪天候の時には、帆を下げて格納することができます。
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