日本の大手製造会社の高品質電池が船舶での使用承認を取得 8月25日、福岡 ― エコマリンパワー株式会社(EMP)は、古河電池株式会社の協力により、船上での使用や、船舶関係アプリケーション(例えばオフショア・プラットホームや再生可能エネルギープロジェクト)で使用するための様々な船舶用電池ソリューションを提供できるようになったと発表しました。この高品質で長寿命の古河電池社製電池は、EMP社の評価に加え、日本海事協会から船級での使用を承認されました。 古河電池社が提供する3つの主な電池タイプは、Aquariusマリンソーラーパワーと Aquarius MAS +ソーラーソリューションパッケージとしてEMP社も使用して行きます。 これらの電池技術についての詳細は次のとおりです。
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船上に設置されたFC38-12電池 |
FC38-12:FC38-12 VRLA電池 (制御弁式鉛蓄電池) は、小型マリンソーラーパワーアプリケーション(例えば約5kWpまで)で、電池パックセットとしても、12Vユニット個体としても使用できます。FC38-12の主要な利点としては、比較的小型で軽量なため、船上の狭い空間(換気は必要)に設置するのに最適です。 FCP シリーズ:Furukawa Cycle Power(FCP)シリーズの電池ユニットには様々な構成があり、優れた耐震性を持つ多段積みユニット付きで提供されます。場所を取らないユニット設計により、設置および保守時間を減らすことができます。FCPシリーズは再生可能エネルギーアプリケーションに最適で、また、寿命が長く(サイクル寿命約15年)保守要件が少ないため船上での使用に理想的です。 先日、アムステルダムで開催された「電気とハイブリッドマリンワールド・エキスポ」にEMP社と共に様々な電池技術を展示しました。エキスポの後で古河電池社の海外営業部長である小高氏が次のようにコメントしています。 「日本海事協会から承認を得た古河電池社製電池が多数あります。これらの製品は、船上やオフショア・プラットフォームの再生可能エネルギーアプリケーションに理想的なものとなっております。海運海洋分野でのエネルギー貯蔵市場に、当社の電池技術を促進し、市場シェアを拡大するために、エコマリンパワー社と取り組むことを楽しみにしています。」 電池とマリンソーラーパワーソリューションに加え、EMP社では、船舶用再生可能エネルギー監査やシステム設計、コンサルティングサービスなどの様々なサービスをご提供できます。 古河電池社がご提供できる様々な電池に関するより詳しい内容は エネルギーストレージとバッテリー をご覧ください。 古河電池株式会社について 古河電池株式会社は、蓄電池と電気機械を供給する、日本および国際的にも大手の製造業者です。 古河電池社は、自動車やオートバイ、鉄道車両、航空機、船舶、通信、再生可能エネルギーアプリケーション、宇宙開発用などの蓄電池を生産しています。 創立は1950年。横浜本社に加え、日本や東南アジアの各地に生産拠点を持ち、ISO9001とISO14001品質基準の承認を得ています。 より詳しい情報は、古河電池株式会社のホームページをご訪問下さい。 エコマリンパワー社について エコマリンパワー株式会社は、国際的に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、石油タンカー、貨物船などの船舶用に、燃料節約や排出ガス低減ソリューションを開発しています。これらのソリューションは、EnergySail や Aquarius 管理&自動化システム(MAS)などの、様々な再生可能エネルギーに焦点をあてたテクノロジーを利用しています。 また、EMP社は、最新の再生可能エネルギーテクノロジーを取り込んだ持続可能船舶コンセプトを開発しており、「Aquarius エコシップ」や「水上無人船(USV)」など、多数のデザインプロジェクトに取り組んでいます。拠点は福岡。 エコマリンパワー社に関しての詳しい情報はホームページをご覧ください:www.ecomarinepower.com メディアお問合せ 山内 麻由 (古河電池株式会社) 尾島 美紀 (エコマリンパワー株式会社)
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