エネルギー蓄電ソリューションの大手企業、海上試運転にバッテリーパックを提供 2014年10月7日、福岡 - エコマリンパワー(EMP)社は本日、古河電池株式会社が、「ブルースターデロス再生可能エネルギー革新プロジェクト」に参加し、ブルースターデロス船で使用するバッテリーを提供したことを発表しました。現在進行中の「ブルースターデロス再生可能エネルギー革新プロジェクト」は各段階において、エコマリンパワー(EMP)社と戦略的パートナーが開発した数々の革新ソリューションを、ブルースターデロス船上で評価していきます。ブルースターデロス船は、複数の賞を受賞しているギリシャ船社、ブルースターフェリー社(ギリシャのアテネを拠点とするアティカグループの一社)が所有および運航しています。 古河電池社からのバッテリーは、今回の試運転に使うエネルギー貯蓄ソリューションの一部として使用し、船舶用ソーラーパネル配列に接続、ケーイーアイシステム社とEMP社が共同で開発した Aquarius 管理&自動化システム(MAS)に接続されます。また、バッテリーはロードに接続され、バッテリーの動作状況を Aquarius MAS が監視します。 試運転用機器を選定する前に、バッテリーパックの振動テストやサンプルのテストも、大阪の Aquarius イノベーションラボにおいて行っています。 試運転に使うバッテリーパックは、25℃のサイクル寿命がDOD50%で約1000サイクルの12バルブ式鉛蓄電池(VRLA):FC38-12(12V, 38Ah/20HR)バッテリーからなっています。 エコマリンパワー社では、FC38-12バッテリーを含むさらなるテストを行い、その他の古河電池社製の革新的エネルギー蓄電技術を評価して行く予定です。 「ブルースターデロス再生可能エネルギー革新プロジェクト」に関して、古河電池株式会社の海外戦略本部・本部長付部長、小高氏は「この船舶用再生可能エネルギープロジェクトに参加し、素晴らしいパートナー企業と取り組める事をとても光栄に思います。試運転の結果を評価し、当社の船舶用バッテリーソリューションを海運業界に益々販売促進していける事を期待しています」と述べています。 古河電池社からのバッテリーパックは、現在ブルースターデロス船に設置されており、試運転の最初の結果は2014年11月初旬に出る予定です。 古河電池株式会社について 古河電池株式会社は、蓄電バッテリーと電気機械を供給する、日本および国際的にも大手の製造業者です。 古河電池社は、自動車やオートバイ、鉄道車両、航空機、船舶、通信、再生可能エネルギーアプリケーション、宇宙開発用などのバッテリーを生産しています。 創立は1950年。横浜本社に加え、日本や南東アジアの各地に生産拠点を持ち、ISO9001とISO14001品質基準の承認を得ています。 より詳しい情報は、古河電池株式会社のホームページをご訪問下さい。http://www.furukawadenchi.co.jp/index.htm メディアお問合せ エコマリンパワー社について エコマリンパワー株式会社は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、石油タンカー、貨物船などの船舶用に、燃料節約や排出ガス低減ソリューションを開発しています。これらのソリューションは、EnergySail や Aquarius 管理&自動化システム(MAS)などの、様々な再生可能エネルギーに焦点をあてたテクノロジーを利用しています。 また、EMP社は、最新の再生可能エネルギーテクノロジーを取り込んだ持続可能船舶コンセプトを開発しており、「Aquarius エコシップ」や「水上無人船(USV)」など、多数のデザインプロジェクトに取り組んでいます。拠点は福岡。 エコマリンパワー社に関しての詳しい情報はホームページをご覧ください:www.ecomarinepower.com メディアお問合せ
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